ミネラルとは?

ミネラルとは・・・

Mineralとは鉱物(無機質)のことです。
一般的には、人体の機能の維持・調整に欠かせない微量元素のことを指します。

人体の95%は炭素等の有機物で構成されており、残りの5%がミネラルです。
炭水化物、脂質、蛋白質、ビタミンと並び、五大栄養素の一つとして数えられます。

ミネラルは100種嶐以上存在していますが、そのうち、体に不可欠なものを必須ミネラルと言います。
代表的なミネラルとしては、
 
《主要元素》
 カルシウム、リン、硫黄、カリウム、ナトリウム、塩素、マグネシウム

《微量元素》
 鉄、亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素、モリブデン、クロム、コバルト、セレン

 などがあります。

ミネラルウォーターとは(1)

ミネラルウオーターとは「カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを豊富に含む、飲料に適した鉱泉の水」のことです。


1990年に農林水産省が出した「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」によると、日本のミネラルウォーター類は、以下の4つの種類に分けられています。

 ■ナチュラルウォーター
特定水源より採水された地下水。
ろ過、沈殿および加熱殺菌に限る。

 ■ナチュラルミネラルウォーター
特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留または移動中に無機塩類が溶解したもの。鉱水、鉱泉水など。
ろ過、沈殿および加熱殺菌に限る。

 ■ミネラルウォーター
特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留または移動中に無機塩類が溶解したもの。鉱水、鉱泉水など。
濾過および加熱殺菌以外に次に掲げる処理を行ったもの。

・複数の原水の混合
・ミネラル分の調整
・オゾン殺菌
・紫外線殺菌
・ばっ気など

 ■ボトルドウォーターまたは飲料水
可能な水(純水、蒸留水、河川の表流水、水道水)。
処理方法の限定なし。

ミネラルウォーターとは(2)

1990年に農林水産省が出した「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」では、ミネラルを人工的に添加したり、複数の水源の水を混ぜても《ミネラルウォーター》として販売することが許可されています。

しかも《ボトルドウォーター》に分類されている水にいたっては、水道水をそのまま詰めても良いということになっています。スーパーやコンビニで販売されているミネラルウォーター類の中には、このようなものもありえるのです。

ミネラルウォーターを購入する時は、製品表示ラベルを確認することが大切になります。

硬水と軟水

水のなかに溶け込んでいるミネラルの量や種類によって、「硬水」と「軟水」に分類することができます。

この硬水か軟水かを分類する基準となる「硬度」とは、水1リットルに含まれるカルシウムとマグネシウムの合計量を数値化したものです。

カルシウムに比べ、マグネシウムの多い水は苦みを増します。

通常は硬度が100未満を「軟水」、100から300を「中硬水」、300以上を「硬水」と呼んでいます。


硬度によって水の用途を替えると、さらにおいしく、効果的に利用することができます。

■硬度100未満の軟水
炊飯や和風だしをとるなど日本料理全般、お茶などに適しています。

 ■硬度100〜300の中硬水
ウイスキーの水割り、煮物や鍋物をするのに向いています。

 ■硬度300以上の硬水
硬水で炊飯をすると、カルシウムがたんぱく質と結合してしまい、ごはんがパサパサになります。
     また、緑茶の味や香りが十分に引き出せなかったりします。

スポーツ後のミネラル補給や妊産婦のカルシウム補給に適しています。
洋風だしをとるのに向いています。

カルシウム

カルシウムは丈夫な骨と歯をつくるために必要なミネラルです。

カルシウム不足の状態が続くと、骨や歯からカルシウムが溶け出してしまい、成長期では歯の質が低下し、あごの骨の発育が悪くなってしまいます。
骨の質が悪くなることで、腰痛や肩こり、ひいては骨がスカスカになってもろくなる骨粗鬆症にもなりかねません。

骨量(こつりょう)は加齢によって減少しますが、最近は若い女性に骨量が低い人が増えています。

カルシウムはビタミンDやマグネシウムを併せて摂取すると、体内で効率よく吸収されるようになります。

マグネシウム

体内に存在するマグネシウムの約60%は骨に貯蔵されています。

マグネシウムにはビタミンB群が働きかける酵素の作用をさらに高める効果があります。

マグネシウムが欠乏すると、骨からマグネシウムが溶け出して利用されます。
マグネシウムには、体内で働く300種類以上の酵素で必要とされる栄養素です。
したがって健康を維持していく上でも欠かせないミネラルなのです。

マグネシウムは、カルシウムとの摂取比率が大切な栄養素です。
カルシウム2〜3に対してマグネシウム1が理想の割合と言われています。

カルシウムの摂取量を増やす時には、マグネシウムも増やすように心がけましょう。


は、赤血球中のヘモグロビンの合成に必要で、体の各器官に酸素を運ぶはたらきをします。

が不足すると起こるのが鉄欠乏性貧血です。
鉄欠乏性貧血が起こると全身に十分な酸素を運ぶことができなくなり、疲れやすい、めまい・立ちくらみ、息切れなどの症状が出ます。

の吸収率は非常に低く、欠乏しやすいので、十分な摂取が必要です。
ビタミンCは、の吸収を助けてくれます。

逆に、タンニンはの吸収を阻害しますので、タンニンを含むコーヒー、緑茶、紅茶などは、食事直後は避けるようにしましょう。

亜鉛

亜鉛は、体内における様々な化学反応を担う「酵素」の構成成分として不可欠な必須微量元素の一つです。

亜鉛が不足すると起こる代表的な症状としては、味覚障害・生殖機能の減退・肌荒れ・抜け毛等があげられます。

最近では若い女性にも味覚障害が目立ってきています。
これは、極端なダイエットにより、亜鉛の摂取量が減っていることが原因と考えられます。

また、加工食品を摂取する機会の増えた今日では、加工食品に多く含まれるリン酸塩が亜鉛の吸収を悪くしている事も大きな問題です。

亜鉛は体に溜めておきにくいミネラルです。
汗などによって排泄されやすいため、サプリメントによる栄養補給をお勧めします 。

カリウム

カリウムナトリウムと関連の深いミネラルです。

体の細胞内部に存在し、細胞外のナトリウムと一緒に働いて、細胞内外の濃度差のバランスを一定にしています。

また、エネルギーを作るのを助けたり、心臓の規則的な鼓動を保つなど、非常に重要な働きをします。

日本人は通常ナトリウムを多く摂取しがちなので、カリウムにより塩分を排泄し、高血圧や動脈硬化等の循環器系疾病の予防・改善が期待されています。

貧血というと不足を思い浮かべますが、が十分に足りていてもが不足していると貧血を引き起こしてしまいます。

がヘモグロビンに結合するためにはが必要なのです。

また、はメラニン色素をの生成にかかわる成分なので、不足すると髪や皮膚の色が抜けたりする事があるようです。

骨や血管壁を強化するコラーゲン等の生成にも関与しています。

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